内見時のチェックポイント
内見時のチェックポイント
初めてお部屋を借りるともなると、内見の時何を見て、何を確認すれば良いのか分からないということも多いでしょう。
そこで内見時に着目しておくと良いポイントをご紹介します。
1、日当り・騒音・広さ
間取り図や写真だけでは日当りや騒音は分かりません。
南向きのお部屋であっても付近の建物の高さによっては日差しが入ってこない場合もありますので、窓を開けて周囲を確認することも大切です。
大きな道路に面していると大型車が頻繁に通る可能性も高いです。その際の音の響きなど、ご自身がお部屋に滞在する時間帯なども考慮しましょう。
また、天井の高さや窓の大きさから空間の広さの感覚は変わってきます。間取り図には五畳と記されていても実際には広く感じることもあるため、きちんと目で見て確認することも大切になります。
2、設備
同時に家電をいくつか使うとなるとバッテリーが飛んでしまうこともあります。生活をするにあたって同時に電気を使用することが多いようでしたら確認しておくことをお勧めします。一般的に一人暮らしでしたら30Aもあれば十分であるといわれています。
コンセント・テレビ・電話端子の数の確認も大事です。築年数の古い物件ですとコンセントの数が少ない場合がありますので、その際は気を付けることをお勧めします。
ドアや、窓の開け閉めも確認しておきましょう。
冷蔵庫や洗濯機置き場のスペースも確認が必要です。すでに持っている家具を持ちいれる場合、サイズが合うかどうか内見する前に測っておくと良いでしょう。
3、収納
十分な広さのあるお部屋でも収納スペースが完備されていない場合ご自身で収納ボックス等を用意しなければなりません。
家具や衣服等の多さにもよりますが、広い収納スペースが必要なのか、そうではないのかなどを確認しておきましょう。
収納の奥行き、高さなどもキーポイントになります。
4、内装
床はフローリングか、畳か、カーペットなのか。
それぞれ、フローリングは掃除がしやすく、畳はごろ寝や布団生活がしやすい、カーペットなどクッションフロアは階下に音が響きにくい等の利点があります。
壁や天井の色も好みに合ったものを選ぶことをお勧めします。寝室の壁は落ち着いた色かどうか等、生活するにあたって、ご自身にとって納得できる空間であることが重要になっていきます。
5、そのお部屋に住んでいる自分を想像する
紹介されたお部屋を見て、ご自身がこの空間で生活する様子を想像することも大切になります。
お部屋を探すにあたって譲れないポイントを掲げたと思いますが、それをいくつクリアしているか、またお部屋からの眺望、携帯の電波は通じるか、日々を送るにあたって不備はないかを想像してみてください。ゴミ置き場の清潔さや共用部分の綺麗さ等も常に目に入る範囲となりますので、気に入る物件がありましたら着目してみてください。
以上5つが内見時のポイントになります。案内人はその物件について熟知しているので気になる点は質問し、心配事をなくしてから気に入った物件に申込みをしましょう。